【2022】無職の四国お遍路旅

27歳男、無職になりお遍路の旅へ出る~44か所区切り打ちの記録~

《2022年9月13日後半》27歳無職、始まりの大地を踏む

こんにちは!

2022年9月、無職期間を利用して仕事も探さずに

四国遍路(44寺参り)に旅立ったKです。

 

このブログは出発から44寺目を訪問するまでの20日間の記録です。

お遍路に興味はあるけど実際どんなもんなのか不安がある方、

行く気はないけど現地の雰囲気を知りたい、

という方のご参考になれば嬉しいです!

 

前回は東京を出発し徳島へ到着しました。

それでは早速、旅の様子をご覧ください

 

[9月13日後半]※時間はおおよその目安となります

13:40 徳島港を出発

徒歩

14:10 徳島グルメで昼食

徒歩

14:30 ご当地スーパーを見学

徒歩

15:00 徳島駅

15:20 徳島駅

電車

15:50 板東駅

徒歩

16:00 1番霊山寺

徒歩

16:10 道の駅第九の里

徒歩

16:30 板東俘虜収容所跡

徒歩

17:00 宿《お遍路ハウス一番門前通り》着

 

[徳島の地を歩く]

定刻通り13:20に徳島港着!

人生初船旅、効率度外視で長時間かけて移動するのも悪くないな~

船旅は現代人が忘れがちな「余裕」をもった旅ができます。

降船は車優先なので、徒歩客は到着後20分くらいで降りることになります。

船を降り、徒歩で徳島駅を目指します。もちろん港から駅までバスも出てますよ!

9月の中旬、まだまだ暑い!

船の中は冷房が効いているので余計暑さが堪えます...

明日からはこの炎天下を歩くことになるのか、と少しうなだれながらも歩を進め。

途中、お土産屋さんやイオンがあります。

汗だくになりながらも、《舩本うどん》さんへ到着!

ここでは徳島グルメ、鳴ちゅるうどんをいただくことができます。

というかそれ以外メニューはほとんどありません(笑)

先客は一人。

店員さんは愛想が良く。セルフで天ぷらが~と言っていましたが

無料なのか有料なのかよくわからなかったのでスルー。

Kは「うどん大」880円を注文。

 

具材は、ねぎ、刻んだ油揚げのみ。

麺は柔らかく、短い。隣県だし本場香川のうどんと似たような感じかな?

というイメージでしたので面喰いました。

短いのでズズズと啜ることはできませんが、あっさりして美味しかったです。

でもこれで880円はちょっと高いかな...

なにはともあれ徳島グルメを食べることができて満足です。

徳島駅を目指す途中、ご当地スーパー《キョーエイ》へ。

ご当地スーパー、好きなんですよね。

スーパーと言えどその地にしかない物があったり、物価を地元と比較してみたり。

旅先ではなるべく訪れるようにしています。

《キョーエイ》では大量のスダチがお出迎え。

お遍路中も、宿の料理にはスダチが。歩いていても普通の民家にスダチが。

お土産屋さんにも当然スダチ

さすが徳島です。

昼食を挟んで約90分で徳島駅着!

旅先での地方の名を冠した駅はやはり興奮しますね!

始まりの地、板東へ向けて電車に乗ります。

今回は徳島駅発なので問題ありませんが

無人駅から乗車するときは必ず整理券をとって乗車しましょう。

お遍路中に電車に乗る場合、ローカル線がほとんどです。

無事に乗車し、こんにゃく畑を走りながら板東駅へ。

板東駅到着!

それなりに人がいた徳島駅から田舎の無人駅へ。

降車客はKを含め2人。

電車が去り、残る静寂。

シンとした雰囲気がこれからのお遍路へ向けて心を清めてくれます。

遂に始まりの地板東に降り立ち、長い長い旅路が始まります。

歩くこと数分、霊山寺参道の石柱が。

人の往来はほとんどなく、お寺を見てもいないのにそのオーラに圧倒されます。

しかし、歩くのは明日から。

今日はお寺をスルーして、《道の駅第九の里》へ向かいます。

《道の駅第九の里》到着!

この像、誰だか分かりますか?

...そう

ベートーヴェン

ですね!

後程散策する《板東俘虜収容所跡》は日本で第九が初めて演奏された場所なんです!

それにちなんで、ここにベートーヴェン像があるわけですね~

遍路道からは少し外れていますが、

クラシック音楽好きとして絶対に行きたかった場所です。

道の駅自体はそこまで大きくはなく、隣には鳴門ドイツ館があります(有料)。

《板東俘虜収容所跡》到着。

道の駅から数分歩いたところにあります。

今は遺構の残る緑地、という感じ。

この場所で初めて第九が演奏されたと思うと、感慨深い...

本日の宿《お遍路ハウス門前一番通り》着!

お遍路の大ベテランであり尼さんでもあるオーナーがお出迎え。

個室、Wifi、冷房、共用冷蔵庫、洗濯機、物干し竿、シャワー有。素泊まり1泊2,800円。

施設は普通の民家ですが、手入れが行き届いていて清潔です。

近くにスーパーはなく、徒歩5分位のコンビニでお弁当調達。運よく半額でした!

個室は食事禁止なので、オーナーさんと同じ部屋で食べることになります。

お遍路のベテランであるとともに、尼さんでもあるオーナー。

お遍路中の道、宿の不安や、人生の悩みなど、ありがたく相談させていただきました。

 

と、今回はここまで!

 

自宅を出発して2日目夜までをご紹介しました!

初めてのお遍路でしたら、Kの泊まった門前一番通りさんを強くお勧めします。

落ち着いた(というか、達観した)オーナーさんがお遍路の心構え、意味、作法などを細かく教えてくれます。

尼さんでもあるので、人生に迷いがある方、聞いてもらいたい方も、ありがたいお言葉がいただけるはず。

ちなみにKは、翌日の朝一緒に霊山寺まで行きグッズ購入からお参りの作法までをご指南いただき、3日先までのおすすめ宿の予約までしていただきました!

(お遍路用具代をケチって最低限に抑えたい方、宿は自分で決めたいという方にはあまりお勧めできないかも(笑))

 

次回をお遍路1日目と称して、ブログ更新を続けていきたいと思います!

次回も見ていただけたら嬉しいです、それでは!